屋根修理・雨漏り修理は自分でDIYできるの?
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このページでは「屋根修理・雨漏り修理は自分でDIYできるの?」をご紹介しています。
屋根修理は高額ですので、費用をかけずに修理したいと考える方も多いでしょう。
その方法として皆さんが思いつくのは「DIY」だと思います。
道具や資材はホームセンターに行けば買えますし、やり方は動画サイトなどでも紹介されていますが、そもそも屋根修理・雨漏り修理は自分でDIYできるのでしょうか?
このページでは、「屋根修理・雨漏り修理は自分でDIYできるの?」をご紹介します。
屋根修理・雨漏り修理をDIYするのはおすすめできない
正直なところ、屋根修理・雨漏り修理をDIYすること自体は可能ですが、決しておすすめはできません。
実際には情報も資材もすぐ手に入るので、ご自身で修理すること自体はそう難しくはないでしょう。
では、どうして屋根修理・雨漏り修理をDIYするのはおすすめできないのか?
順に理由を説明していきます。
施工品質が悪くなる
屋根修理をDIYするということは、すべて自分だけで作業を行うということです。
屋根修理業者に依頼すれば、もちろん屋根修理を何度も経験している職人さんが施工してくれます。
自分でやると職人さんより施工品質は低下するでしょう。
屋根には雨が室内に入ることを防ぐ他にも、雨が適切に地上へとはけるようにする機能があります。
施工品質が悪いと屋根の機能面で問題が出てくることになります。
見た目が悪くなるだけでなく、修理したことによってさらに雨漏りが起きる可能性も出てくるのです。
工事期間が長くなる
専門業者よりも作業効率は悪いので、どうしても工事期間が長くなります。
働いている方でしたら、ゆっくり修理ができるのは休日が多いと思います。
しかし、一日で終わるとは限りません。
もちろん雨が降れば工事はできません。
けがの危険
業者に依頼した場合、足場を組みできるだけ安全な状態で施工が行われます。
しかし、DIYで修理する場合に足場を組むことは難しいでしょう。
作業も不慣れなため、けがの危険性が高くなってしまいます。
他の部分も劣化している可能性がある
屋根修理業者に依頼した場合、屋根材だけでなくその下のルーフィングや野地板も調査をしてもらった上で施工します。
DIYではルーフィングや野地板の劣化に気づかず、屋根材のみを修理しても問題は解決しない場合が多いです。
道具や資材を購入・保管する必要がある
屋根修理をDIYで行うには道具や材料が必要です。
すべてをそろえるのは費用がかかりますし、余った場合は保管もしなければいけません。
しかし、頻繁に修理をすることはないので、次に使うまでに使えない状態になってしまう場合があります。
保管場所も取らなければいけないので、生活の邪魔になるかもしれません。
屋根修理には火災保険が使えるかもしれない
屋根修理には「火災保険」が使える場合があります。
火災保険の「風災」という項目では、自然災害時に破損した部分の修理をする際に保険金がおります。
火災保険を使用すれば屋根修理業者に依頼でき、修理費も抑えることができます。
ただし、火災保険は経年劣化の場合は対応できません。
経年劣化により屋根の修理が必要な場合は、カバー工法を検討してみるのはどうでしょうか。
カバー工法とは、既存の屋根材の上から別の屋根材を取りつける工法です。
屋根材の撤去・処分費用もかからず、工事期間も短いので人件費なども安く済みます。
自分でDIYするか、屋根修理業者に依頼するかは、まずは屋根修理業者に見積もりを依頼してから考える方が良いでしょう。
また、個人でDIYをして直せるレベルなのか、屋根修理業者に確認するのも良い方法です。
勝手な判断でDIYをして失敗しないようにしてください。